2020年05月28日

葬儀のために準備するものを考えてみよう

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葬儀のための終活も行うならば、準備するものはあるのでしょうか。通常は、遺族(喪主)が葬儀社との打ち合わせにより、内容や希望する規模、予算を伝えてプランを立ててもらいます。もちろん、一切合切を取り仕切ってもらうことも可能です。

祭壇から棺、会葬礼状やハイヤーの手配から行ってくれます。しかし、自分の亡き後を考えて、事前に段取りを済ませる人もいます。準備をしなければならないことは、まずは、遺言を書いておくことです。そして、菩提寺の確認、連絡先リスト、葬儀費用などです。

準備しなければならないものには、遺影用の写真もあります。死後、慌ただしいなか、相応しい写真を選ぶのは大変です。本人が希望するのが家族葬ならば、気に入る写真が用意されていれば助かります。心を込めて、遺影と語り合うことができますし、もちろん、終活での撮影をしておく方法もあります。

ちなみに、遺書を書いておいたほうがよい場合というのは、子どものいない夫婦、再婚などで相続関係が複雑な場合などですが、身内のなかで、意見が合わずに困ってしまう声もよく聞かれるそうです。故人の遺志によって執り行いたいのに、親戚などが主張を拒むことがある話です。

遺言があれば、説得する手だてにもなります。