2018年08月31日

身近な人が亡くなった時の準備に関して

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現在の日本においては、90%以上の方が病院で最期を迎えると言われています。死生感は人によって異なりますが、誰もが理想の死を迎えられる訳ではありません。葬儀・告別式の在り方も含めてになりますが、社会全体で考えるべき課題ではないでしょうか。

そんな中、注目されているのが葬儀社ではないでしょうか。少し前になりますが、社会的な現象になった映画がありました。納棺師を題材にした映画ですが、それが公開されたお陰で葬儀社に就職や転職をする方が増えました。

もちろん、心身がタフでないと乗り切れない仕事です。年中無休の仕事ですし、休日も不規則になってしまいます。人の死を扱う業務ですし、感情が思わず出てしまうこともあるはずです。しかし、それは人間らしさでもあるのではないでしょうか。

誰もが一度は死にますし、明日のことは誰にも分かりません。だからこそ懸命に生きられるはずですし、誠心誠意を尽くして仕事に向き合うことが出来るのではないでしょうか。形式に囚われていてはダメですし、どんどんと新しいことにチャレンジ出来る職種ではないでしょうか。遺族の悲しみに寄り添うことが出来ると、信頼が生まれて自信が深まるのではないでしょうか。